尾花正明

 
   「個性とゆとりある社会」への脱却は

 閉塞状態からの脱出のカギは中央集権的会社の改革であり、地域の特性を生かしたダイナミックなネットワークの形成であります。地域の自立活性化・ネットワーク化実現には行政と企業と市民の共同作業が不可欠であり、「公的規制の緩和・見直し」を進め、知恵と工夫をお互い出す事が重要となっております。
 たとえば三者参加の下に不必要な規制事項に関して常時見直しを行う「地域規制見直しセンター」(仮称)の設置を求めていくとか、人的制度としてオンブズマン制度の活用も有効ではないでしょうか。
2007年問題としてクローズアップされている、経験豊かな団塊の世代を中心とした市民を居住地域への回帰策の一つとして登用してはどうでしょうか。
 そもそも公的規制は社会的公正と公平を実現するものでなければならないし、秩序と安全を保持し福祉増進を図る事で、市民に自由と責任の自覚を促すとともにそれぞれの目的達成に資するべき性格のものであります。
 適正水準を超える公的規制は地域閉塞状態に陥らせる危険があり、関与・介入より非介入、中央集権より地域主権の視点から「規制ミニマムシステム」を作り上げていくべきであります。
(阻害事項の一例)
・道路、河川敷の利用法
・食管制度による地域農業の自立展開の阻害
・義務教育課程での過剰な関与、規制による教育現場の閉塞感
・市街化農地の開発にともなった計画的まちづくりへの弊害上尾市での耕作放棄農地は150haにのぼります。
・補助金申請手続き基準の不合理性