尾花正明

                                                
 
 

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【県政報告】No.8 通算第29号


◆ 草の根国際交流への積極的な取組を約束

 埼玉独立論の中で土屋知事は「民間の国際交流が非常に重要だ。」として、「処士横議」を国際的な舞台で再現できないかという視点で、交流を心がけてきたと書かれております。
 「処士横議」とは、幕末において上役へ上役へと意見を吸い上げ、藩主、更には幕閣の決定を通してのみ、国策が決定されて行く、息苦しさから逃れ、志士達が縦横無尽に日本全国を駆けめぐり、同士の輪を拡げ、議論し合う事によって明治維新を呼び起こした事であります。
 本年度はじめに、県内の、子供たちによる「処士横議」とも言える国際交流活動が報道されておりました。
 四月二十三日に、トルコ共和国アンカラ市で開催された「国際子供フェスティバル」に上尾・川口・久喜の小学生十四人人が日本代表として参加し、太鼓や、フォークダンス等を披露し、交流を行なった様であります。
 「国際子供フェスティバル」への参加が行われたのは一九九四年、地元小学校と、作品交流等を行なった、上尾市立上尾小学校の生徒が招待を受けたのが始まりでありました。
 この様な、子供達による国際交流を通しての、ボランティア活動に対する、土屋知事のご所見をうけたまわりたいと存じます。

〜知事答弁〜

「草の根国際交流の育成について」のお尋ねのうち、「子ども達による『処士横議』について」でございますが、お話のように、本県の子供たちが、トルコ共和国の首都アンカラ市で開かれた「国際子どもフェスティバル」に参加して、ホームステイや世界の国々の子供たちの交流を通じて、一人ひとりが生涯忘れえぬ貴重な経験ができたことは、子供たちが、国際性豊かな人間に育っていく上で、必ずや役に立ちうるものと確信をいたします。
 二十一世紀を担う子供たちは、国の宝であります。その子供たちが、豊かな国際感覚を持ち、国際平和の重要性を理解し、積極的に杜会に貢献しようとするボランティア精神に富んだ人間に育っていくことは、私の願いであります。
 このため、小学生の頃から海外や国内において、世界の国々の人たちとふれあい、交流を深めていただきたいと考えております。
 私といたしましても、今後ともこうした若い人たちをはじめ、多くの県民の皆様方とともに、「世界に開かれた、世界に貢献する彩の国づくり」を進めて参りたいと思います。
 尾花議員は、次の時代を担う子どもたちの育成に情熱を持って取り組んでおられます。どうぞ、御理解をいただき、御協力をお願いいたします。

次に国際子供フェスティバルの概要について総合政策部長より、お聞かせ願いたいと思います。合わせて、フェスティバルヘ、助成金制度としては、どの様な支援が可能か、ご見解をお聞かせいただきたいと思います。
 さて、第十五期中央教育審議会は「生きる力」をはぐくむ事を、これからの教育の基本とする事とし、人間としての在り方、生き方の重要支柱として「ボランティア活動」を位置づけております。
 又、国際化に対応する教育は、答申の中に明確な位置づけがされておりますが、国際理解教育や、交流の重要性が認識されていても、教育課程への位置づけや、現実の教育活動には様々な課題があります。
 学校のみの教育で、これらを達成する事は、困難であり、知識や情報としての理解だけでなく、生活の中での実践や、体験が重要であり、そういった観点から「国際子供フェスティバル」の教育的意義を考えますと、私は、来年度以降の事業に対して、県として積極的にかかわってゆくべきであると考えますが、総合政策部長のご所見をお聞かせ願いたいと思います。

〜総合政策部長答弁〜

 まず、「国際子どもフェスティバル」の概要についてですが、トルコ共和国の独立記念日と「こどもの日」にあたる、四月二十三日を中心に、トルコ・ラジオ・テレビ放送協会の主催により、世界各地の子供たちが、それぞれの国の歌と踊りを披露することを通じて、平和・友情・そして人類愛の尊さを知り、相互理解を深めることを目的として、開催されているものです。
 本年は、約五十か国の子供達の参加のもとに開催され、本県からは小学生十四人が「上尾日本・トルコこども友好会」を始めとする皆様方の御尽力により、日本代表として参加し、この代表が、スレイマン・デミレル大統領をはじめ、トルコ共和国の要人にもお会いされたと聞いてます。 次に、助成制度についてですが、現在、このような一般的な国際交流事業に対する県としての助成制度はございませんが、財団法人埼玉県国際交流協会の「民際交流事業助成金」の対象になるものと考えております。
 次に、「国際子どもフェスティバル」に対する来年度以降の県の関わり方についてですが、ボランティア活動の大切さを知るという観点から大きな意義があると思いますので、国際交流団体の情報交換の場の設定や交流活動を円滑に進めるための各種の情報提供など、必要な御支援を積極的に行って参りたいと考えております。

 ところで学校教育法第十八条(目標)の2に「郷土及び国家の現状と、伝統について正しい理解に導き、進んで国際協調の精神を養う」とあります。
 同二十二条には「就学義務」又、学校教育法施行令第二十条には「校長の義務」がうたってありますが、以上の条文をふまえた上で教育長にお伺いをいたします。
 広く、国際視野に立った子供達の育成が叫ばれている今日、建て前と、地道な草の根運動は大きな違いが生じていると思われます。
 何故なら、今回参加を許可した家族は、全ての責任を、各保護者が担うという前提で参加しており、新学期早々の欠席も経済的負担も全て自前で処しております。
 「国際子供フェスティバル」への参加の九日間は、子供の校外におけるボランティア活動として、正当な評価をされる事を希望するものであり、教育制度における柔軟な対応や、弾力化を求めるものでありますが、教育長のご所見をお聞かせいただきたいと思います。

〜教育長答弁〜

国際社会に生きる日本人を育成するには、広い視野を持って異文化を理解したり、様々な文化や習慣を持った人々と小さい頃から自然に交流することにより、共に生きる資質や能力を身に付けることが重要です。
 その意味から、子供たちが「国際子どもフェスティバル」に参加し、世界の子供たちと様々な体験を通して交流を行ったことは意義あることと受け止めております。
 今後、各種国際交流がますます盛んになるものと思われますが、保護者の責任において子供を参加させることについては、その意向に沿って各学校が柔軟に対応することが望ましいと考えてますので、このことについて市町村教育委員会を指導してまいりたいと存じます。


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環境問題 54
道路改修 48
地域コミュニティー 36
合計 805

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おばなまさあき